今回の空撮スポットは兵庫県宍粟市千種町に位置する『黒土の滝』を紹介します。
しかし準備の段階で、情報収集が面倒すぎて諦めてしまうことありませんか?
空撮する場所によって必要な書類や連絡先、飛行に関する事など違うのは当然です。
ですが、空撮に必要な情報が手に入るならどうでしょう!
この記事では兵庫県宍粟市千種町に位置する
- 落差10mの黒い岩肌を流れ落ちる白い滝水『黒土の滝』
でのドローン空撮を徹底解説!
許可申請から現地での注意点やアクセス方法まで、あなたの空撮を成功させる実践的な情報が満載です。
この記事を読めば、自分で【色々調べる手間が省ける】ここが1番のポイントです。
私自身も情報収集に苦労しました!
だからこそ、皆さんの手間を省き、スムーズに空撮を楽しんでほしいのです
結論を言うと、記事を読み終えればあなたは手間なく空撮に必要な情報が手に入ります。
情報収集する時間と手間がなくなる分、空撮に出かけるワクワクを加速させてほしいと思っています。
自己紹介
私は何者か?ということで、少し自己紹介をさせてください。
- 国土交通省認定のドローンスクールDPAで回転翼3級を取得(ドローン操縦士に必要な民間資格)
- ドローン歴(現在は活動休止中)
- 活動拠点は主に兵庫県内
- DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】が愛機
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するものになり取得済です。
その他の空撮スポット詳細情報については以下の記事をご覧ください
黒土の滝 詳細情報
連絡先と連絡手段
黒土の滝でドローンを飛ばすには以下の場所へ連絡することが必要です。
- 許可・連絡先 宍粟市黒土自治会 自治会長へ連絡
連絡手段は自治会長への電話でのやり取りで終わりました。書類、申請書の提出などはありません。
黒土の滝は地元の自治体が管理されているので、空撮の許可や連絡は自治会長とお話しください
近年はドローンを飛行させる状況も変わってきているので、電話だけではOKが出ない可能性もあることをご了承ください
人が多く住む地域(人口集中地区)の表示
人が多く住む地域(人口集中地区またはDID地区)はドローン専用飛行支援サービス(SORAPASS)で確認することができます。
下記はドローン専用飛行支援サービス(SORAPASS)のHPよりログインして調べた情報です。

黒土の滝、その周辺は人口集中地区に該当していません。
しかし、無許可で飛行していい訳ではありませんので、お間違いないように!
ドローン専用飛行支援サービス(SORAPASS)については以下の記事をご覧ください
SRAPASSドローン飛行支援地図サービス 登録方法から使い方まで画像付きで解説
空撮映像と空撮情報
黒土の滝は兵庫県宍粟市にある秘境的な滝で、自然の迫力を間近で感じられます。
落差約10mの岩肌を豪快に流れ落ちる姿は、小さくても見ごたえのある滝です。
内容がよければイイねとチャンネル登録お願いします!
空撮時の注意点
黒土の滝で空撮をおこなう際は、いくつかの注意点があります。
屋外で飛行させるためのルールやモラルを守ることはもちろん、滝の周囲は木々に囲まれた場所になるのでドローンの操作には注意が必要です。
また滝周囲は予期せぬ風が吹くことも考えられるので注意して飛行させましょう。
注意事項
- 観光客への配慮
- 滝に訪れている人がいれば空撮するのは控えましょう
- 上空からの空撮は危険!
- 背の高い木々に囲まれた場所なので、ドローンを上空へあげることは難しいです
※滝から少し離れた場所なら、上空へあげて撮影も可能かもしれません - 木や木の枝にドローン(プロペラ)を引っ掛けてしまわないよう、慎重な操作をしてください
- 背の高い木々に囲まれた場所なので、ドローンを上空へあげることは難しいです
- 滝壺特有の風に注意
- 滝壺付近では、滝が落ちる勢いで空気が下向きに動く『下に引っ張られるような風(下降気流)』が発生しやすいです
また、崖にぶつかった風が不規則に乱れる『突風(乱気流)』も起きやすく、機体が急に不安定になることがあります
- 滝壺付近では、滝が落ちる勢いで空気が下向きに動く『下に引っ張られるような風(下降気流)』が発生しやすいです
- 電波の入り具合はキャリアによって違う
- 私はdocomo回線だったので問題なかったのですが、UQモバイルは厳しかったです
- 送信機モニターにスマホを使っている人は要確認!
滝を美しく撮るには
滝の空撮では、太陽の光が滝に直接当たると白飛びしやすいです。
滝の陰になる早朝の時間帯や、薄曇りの日が、水の流れを美しく表現するのに最も適しています。
- 太陽が低い位置にある早朝
- 少し曇っている時間帯
おすすめ撮影アイテム
ドローンのカメラ機能にあるAUTOモードは、手軽に空撮映像を撮るのに便利な機能です。
便利な機能ではあるが故、どの映像も同じような雰囲気に何かしらモヤモヤしませんか?
実は、AUTOモード映像よりワンランク上の映像がアナタのドローンでも手軽に撮影できます。
レンズフィルターを交換するだけで、今までとは違う映像が撮れる!
そのアイテムはより美しい空撮映像を取るためのアイテム『ND/PLフィルター』(光の量を調整し、反射をおさえる効果があります)です。
実際に利用している私も、自信を持ってオススメするアイテムです。
ND/PLフィルターについては『もっと早く知りたかったドローンND/PLフィルターの選び方と効果』の記事をご覧ください
より美しい空撮映像を取るためのアイテム『ND/PLフィルター』
黒土の滝 アクセス方法
黒土の滝へは車で向かう手段をお伝えします。
公共交通機関での黒土の滝へ向かう手段は非常に困難な為、車でのアクセスを推奨します。
車でのアクセス
黒土の滝は山間部の比較的わかりやすい場所にありますが、公共交通機関でのアクセスが難しいため、自家用車・レンタカーでのアクセスが必須となります。
車での行き方
中国自動車道山崎IC下車約40分
- 中国自動車道山崎IC下車分岐右方向へ進み国道29号線へ入る
- 国道29号線約700m先【中広瀬】交差点を左折※県道53号線へ入る
- 県道53号線を道なりに約14km先【下三河】交差点を右折※県道72号線へ入る
- 県道72号線を道なりに約13km先【室橋東詰】交差点を右折(手前にローソンあり)※国道429号線へ入る
- 国道429号線を約600m先【千種幼稚園前】交差点を右折(交差点右折はUターンする感じで)※県道154号線に入る
- 県道154号線約1.5km先【黒土の滝】到着※道沿いにある紅い鳥居がある少し広い場所に車を停める
- 徒歩で少し進むとキレイに整備された道が出てくるので、その先に黒土の滝があります。
高速道路情報の確認
- NEXCO西日本(高速道路のルート検索や交通情報)



注意点
- 滝へ向かう道は山道であり、特に冬季は積雪や路面凍結のおそれがあります
訪問時期には十分注意してください - 滝へ降りる斜面は滑りやすい場所があるため、動きやすい服装と靴で向かってください
黒土の滝までのルート情報 Google Map
まとめ
情報収集は面倒で、空撮を諦めがちですが、この記事で宍粟市の黒土の滝という神秘的な穴場スポットの情報です。
この滝の空撮を成功させる最大の鍵は、地元自治会(自治会長)への事前の連絡です。
書類申請は不要で、一報を入れるだけで、あなたは地元の方の理解を得て、安心して飛行できます。
この場所は、人が多く住む地域(人口集中地区)の規制対象外ですが、滝周辺は木々に囲まれているため、ドローンを上空へ上げる際の衝突リスクと、スマホの電波状況(送信機のモニターに使う場合)という2つの注意が必要です。
あなたは、この情報を基に、自然の雰囲気をそのまま切り取ったような、感動的な空撮映像を残せるでしょう。
さらに質の高い映像を目指すなら、ND/PLフィルターで水の流れを美しく表現する準備をしましょう。
最高の映像を取るためのアイテム『ND/PLフィルター』のチェックも忘れずに!
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