「自分だけの視点で、空からの絶景を撮ってみたい!」 そんな憧れを胸に、ドローンを始めようとしているあなた。
ようこそ、空の趣味の世界へ!
2026年現在、ドローンはルールが整い、正しく準備をすることが「安全に楽しむためのマナー」となりました。
この記事では、初心者の方が迷いがちなポイントを、難しい言葉を一切使わずに解説します。
記事を読み終える頃には、あなたも自信を持って大空へ踏み出せるはずです。
さあ、一緒に「空の散歩」を始めましょう!
自己紹介
私のことを簡単に紹介させてください。
- 活動拠点 主に兵庫県内(現在活動休止中)
- 愛機 DJI Mavic 2 Pro
なおさんのドローンチャンネル ←空撮動画を公開中
YouTubeにドローンチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
第1章:最新ルール「空の決まり」をクリアしよう
ドローンを飛ばすには、以下の3つのステップをクリアすればOKです。
3つのステップを順番に解説していきます。
「国のシステム」に名前を登録
ドローンを買って最初にやるべきなのが、「国のオンラインシステム(DIPS)」への登録です。
これは、車でいうところの「ナンバープレート」を取得する作業だと思ってください。
「このドローンは、私のものです」と国に届け出ることで、初めて外で飛ばす権利が得られます。
- やり方
パソコンやスマホから申請し、手数料を払えば完了です。 - ポイント
これを忘れると厳しい罰則があるので、機体が届いたら真っ先に済ませましょう。
ドローンが放つ「目に見えない信号」(リモートID)の設定
登録が終わったら、次は「リモートID」の設定です。
これは、ドローンが飛びながら「私はここにいますよ!」という信号を、周囲に発信する仕組みのこと。
2026年現在、発売されている主要なドローンにはこの機能が最初から内蔵されています。
- なぜ必要?
姿が見えないほど遠くにいても、周りにいる人や他の航空機が、あなたのドローンの位置を確認してぶつからないようにするためです
義務化と対象
- 義務化
2022年6月20日以降、100g以上のドローンは機体登録とリモートIDの搭載が義務化 - 対象
100g未満のドローンは原則対象外ですが、改正により200g未満から100g未満に変更されたため注意が必要 - 表示
リモートIDの発信に加え、機体への登録記号(ステッカーなど)の表示も必要

私の愛機(Mavic2Pro)では、脚の部分にラベルプリンター(テプラ)で作製したシールを貼り表示しています。
Mavic2Proは外付け型リモートIDを機体に取付けなければなりません。
ただし、2022年6月19日までにドローン情報基盤システム(DIPS)に登録している機体は、外付け型リモートIDの取付けが免除となっていました。
この機体を登録更新する場合は、外付け型リモートID取付けの免除が継続可能となっています。
外付け型リモートIDが必要な方は、軽量小型のHoly Stone製がおすすめ!
スマホ専用テプラを使って簡単に機体登録番号ステッカーを作製できます
「ドローンの免許」って必要?
「免許がないと飛ばせないの?」という疑問、結論から言うと「趣味で楽しむなら、免許がなくても飛ばせる場所はたくさんある」です。
ただし、2026年現在は「国の免許(技能証明書)」を持っている人が増えています。
- 免許があると何がいいの?
免許(特に二等資格以上)を持っていると、これまで「申請が必要だった場所」でも、もっとスムーズに、より自由に飛ばせるようになります - 初心者はどうすれば?
まずは免許なしでも飛ばせる「練習場」などで経験を積み、「もっと本格的に、いろんな場所で撮りたい!」と思ったら免許取得に挑戦するのが、一番おすすめのルートです
私からのワンポイントアドバイス
ドローンだけに限りませんが、ルールを守ることは『自分の身を守ること』でもあります。
万が一のトラブルの際、しっかり登録や手続きを済ませていれば、それはあなたが『正しい操縦士』である証拠になります。
まずは『国のシステムへの登録』これさえ終われば、空への扉の半分は開いたも同然ですよ!
第2章:これだけは揃えたい!基本のアイテム
ルールがわかったら、いよいよ相棒となる機体選びです!
私が始めた頃もすごいと感じましたが、2026年現在ドローンの進化は凄まじく、初心者でもボタン一つでプロのような映像が撮れるようになっています。
ここでは、タイプ別におすすめする3台と、一緒に揃えるべき基本アイテムをご紹介します。
必須アイテム
目的別!おすすめ機体3選
「難しい操作は苦手、でも空からの自撮りを楽しみたい!」という方に最適です。
手のひらからふわっと飛び立ち、あなたの後を自動で追いかけてくれます。
プロペラがガードで囲まれているので、初心者でも怖くありません。
「せっかく始めるなら、テレビで見るような綺麗な映像を撮りたい!」という方はこちら。
夜景も撮れる高性能カメラを積んでいながら、驚くほど軽くて静か。
障害物を自動で避けてくれるセンサーも付いている、優等生な一台です。
私からのワンポイントアドバイス
機体を選ぶときは、つい『見た目のカッコよさ』で選びたくなりますが、初心者は
- 障害物センサーが付いているか
- プロペラガードが付けられるか
を基準にするのが一番の正解です。
まずは壊さずに、無事に着陸させること。それが上達への一番の近道ですよ!
本体と一緒に準備すべき「必須アイテム」
ドローンを買ったとき、箱の中身だけでは足りないものがいくつかあります。
これらを忘れると、せっかく現場に行っても「飛ばせない!」なんてことになりかねません。
ドローンが空を飛べる時間は、1個のバッテリーでだいたい20分前後。
1個だけだと練習して終わりになってしまいます。
予備(3個ほど)があれば、余裕を持って空撮を楽しめるので操作にも焦りが生まれません。
他のアイテムについても以下の記事をご覧ください
空からの映像を記録するためのカードです。
ドローンは高画質な動画を撮るため、書き込みスピードが速い「V30」などのマークがついたものを選びましょう。
SDカードについては以下の記事をご覧ください
ドローンの目線をリアルタイムで見るために使います。
画面が大きく、明るいものほど操作がしやすくなります。
ドローンのカメラ映像を確認するために、自分のスマホが対応しているか確認しましょう。
最近のスマートフォンなら問題なく使用できますよ
第3章:安全と快適のための「プラスα」装備
ドローン本体とバッテリーが揃ったら、次は「安全」と「快適」を底上げするアイテムの出番です。
これらは一見地味に見えますが、持っているだけで故障のリスクを減らし、操縦のしやすさを劇的に変えてくれる優れものばかり。
ベテラン操縦士が必ずカバンに入れている「必須級」のグッズを紹介します。
安全を守るための「測定と保護」アイテム
「風はドローンの天敵」です。地上ではそよ風でも、上空10メートルでは突風が吹いていることも。
手元でピピッと風速を測り、「今日はやめておこう」と冷静に判断できるのが、本当に上手な操縦士です。
風速計については以下の記事をご覧ください
地面に広げる丸いマットです。
「草の上から飛ばせばいいや」と思いがちですが、実はドローンの底には精密なセンサーやカメラがあります。
マットがあれば、砂埃や草の巻き込みによる故障をバッチリ防げます。
離発着マットについては以下の記事をご覧ください
プロペラは、ほんの少しの欠けや歪みがあるだけで、飛行が不安定になり墜落の原因になります。
現場で「あ、傷ついてる!」と気づいた時にすぐ交換できるよう、常に新品を数セット持っておきましょう。
プロペラについては以下の記事をご覧ください
快適に操縦するための「視界と電源」アイテム
空を見上げ続けるドローン操縦は、想像以上に目が疲れます。
また、太陽の光で機体を見失うのはとても危険。
反射を抑えるサングラスがあれば、機体の向きがはっきり分かり、目への負担も軽くなります。
サングラスについては以下の記事をご覧ください
スマホやタブレットの画面に被せる「日除け」です。
晴れた日の屋外では、画面が暗くて何も見えないことがよくあります。
これがあるだけで、撮りたい景色がしっかり確認でき、操作ミスも防げます。
サンシェードについては以下の記事をご覧ください
撮影スポットの多くは、コンセントがない大自然の中。
移動中の車内でバッテリーを充電できるカーチャージャーがあれば、1日の撮影チャンスがぐんと広がります。
他のアイテムについては以下の記事をご覧ください
私からのワンポイントアドバイス
これらを全部一度に揃えるのは大変かもしれません。
でも、もし優先順位をつけるなら、まずは『離発着マット』と『風速計』から手に入れてください。
この2つがあるだけで、あなたのドローンが故障したり、風に流されて迷子になったりする確率を、半分以下に減らすことができますよ!
第4章:いざ初飛行!外で飛ばすための3ステップ
準備が整ったら、いよいよ大空へデビューする日が目の前です!
「どこへ行けばいい?」「現地で何をすればいい?」という疑問を解決するために、当日の流れを3つのステップにまとめました。
飛ばせる「安心な場所」を探そう
どこでも自由に飛ばせるわけではないのがドローンのルール。
まずは「安心して練習できる場所」を見つけることからスタートです。
- ドローン専用地図アプリを使う
スマホアプリ(「ドローンフライトナビ」など)を開くと、飛ばしてはいけない場所が赤く塗られています
まずは自分の家の周りが赤くないかチェックしましょう
スマホアプリについては以下の記事をご覧ください
Webサイトで確認するなら『SORAPASS』が便利!
- ドローン練習場で飛ばす
初めてのときは、有料のドローン練習場へ行くこともおすすめです
そこなら法律を気にする必要がなく、広いスペースで心ゆくまで練習できます - 管理者に許可をとって飛ばす
河川敷や広い公園など、「ここは良さそう」と思う場所を見つけたら、管理している事務所に電話で「ドローンを飛ばしてもいいですか?」と確認しましょう
「登録済みで、安全に配慮します」と伝えると安心してもらえますよ
河川や河川敷でドローンを飛ばすなら以下の2記事をご覧ください
前日までの「最終シミュレーション」
現場で「動かない!」と焦らないために、家で終わらせておくべき準備です。
- バッテリーを100%にする
機体だけでなく、操作するスマホや送信機の充電も忘れずに - 最新の状態にアップデートする
ドローンのシステムは、時々更新が必要です
外では電波が弱くて更新できないことが多いので、必ず家のWi-Fiを使って最新の状態にしておきましょう - 「飛ばす場所」を国に報告する
2026年現在のルールでは、特定の場所を除き「今からここで飛ばします」という飛行計画を国のシステム(DIPS)に入力する必要があります。
前日までにスマホから済ませておきましょう。
当日の手順(現場に到着したら)
いよいよ本番です!深呼吸をして、この順番で進めましょう
- 風速計で「風」を測る
まずは風速計を取り出し「風」を測りましょう
雰囲気で「大丈夫だろう」は禁止!
風が「秒速5メートル(木の葉がザワザワ揺れるくらい)」以上なら、その日は飛ばさない勇気を持ちましょう。 - 離発着マットを広げる
平らな場所を見つけてマットを敷き、その真ん中にドローンを置きます - サングラスをかけ、周りの安全を確認
近くに人がいないか、電線(障害物)がないかを目で見回して確認します - ゆっくりと離陸!
まずは自分の目の高さ(1.5メートルくらい)まで浮かせてみましょう
そのままピタッと止まっていることを確認したら、いよいよ空の散歩の始まりです!
右旋回、左旋回など一通り操作して、ドローンの動きに問題がなければ大空へ飛び出しましょう
私からのワンポイントアドバイス
初めてのフライトで一番大切なのは、『遠くに飛ばさないこと』です。
まずは自分の目の届く範囲で、右、左、前、後ろとゆっくり動かす練習をしてみましょう。
『無事に離陸して、無事にマットの上に帰ってくる』これだけで、あなたの初飛行は大成功ですよ!
正しい準備が一生の趣味への第一歩
ドローンを趣味にするためには、ただ機体を買うだけでなく、国が決めた「機体登録」や「飛行のルール」を正しく理解することが不可欠です。
この記事では、私自身の経験から、安全に楽しむための最短ステップを解説しています。
準備ができている人ほど、ドローンは長く、楽しく続けられます。
まずは「登録」と「場所探し」から始めてみてください。
あなたは、この記事の内容に沿って一つずつ準備を進めることで、「知らなかった」では済まされない法律違反を防ぐことができます。
あなたのドローンライフが、素晴らしいものになることを応援しています!
疑問をスッキリ解決!よくある質問(FAQ)
ドローンを始めるにあたって、多くの方が抱く疑問をまとめました。
自分の家の庭なら、登録なしで飛ばしてもいいですか?
いいえ、屋外(庭など)で飛ばすなら登録は必須です。
2026年現在のルールでは、重さが100g以上のドローンを「庭や空き地」など外で飛ばす場合、たとえ自分の土地であっても国への登録とリモートID(信号発信)が必要になります。
登録なしで自由に飛ばせるのは「自宅の部屋の中」や「ネットで囲われた屋内練習場」だけなので、注意しましょう。
免許(国家資格)を持っていないと逮捕されますか?
いいえ、免許がなくても飛ばせる場所や方法はあります。
ドローンの免許は「車の免許」とは少し性質が異なり、「免許があれば、より難しい場所や条件でも飛ばせるようになる」というものです。
免許がなくても、人口集中地区(赤いエリア)を避け、ルールを守った場所であれば趣味として楽しむことができます。
ただし、無登録で飛ばしたり、禁止エリアで無断で飛ばしたりすると罰則の対象になるので、ルール確認はしっかり行いましょう!
100g未満のドローン」なら、どこでも自由に飛ばせますか?
実は、100g未満でも「どこでも自由」ではありません。
いわゆる「トイドローン」と呼ばれる軽い機体は、航空法の一部のルールの対象外になりますが、「空港の周り」や「国の重要施設の近く」などは重さに関係なく禁止されています。
また、自治体の条例で公園での飛行が禁止されていることもあります。必ず事前に、その場所のルールを確認する癖をつけましょう。
ドローンを飛ばすのに、毎回どこかに連絡が必要ですか?
はい、基本的には「飛行計画の報告」が必要です。
2026年現在、特定の場所を除き、ドローンを外で飛ばす際はスマホなどから「いつ、どこで飛ばすか」を国のシステムに報告することが義務付けられています。
少し手間に感じるかもしれませんが、空の上で他のドローンとぶつからないようにするための大切な仕組みです。
一番安く始めるにはいくらくらいかかりますか?
機体によりますが、初期費用として「5万円〜10万円」が目安です。
今回ご紹介した「DJI Neo 2」のような手軽なモデルであれば、機体と予備バッテリー、最低限の周辺グッズを合わせて5〜7万円程度からスタートできます。
本格的な空撮を楽しみたいなら、10万円〜を見込んでおくと、安全装備までしっかり揃えることができます。





